ハワイアンキルトとは、
1820年頃にハワイにやってきた
イギリス人の宣教師によって
伝えられたパッチワークキルトが
長い年月をかけて
独自にハワイ風に発展したキルトのことです。
常夏の島のハワイで発展した
ハワイアンキルトには
良い意味で機能性は少なくて、
その代わりデザインが洗練されています。
キルトとは
2枚の布地の裏、表地と裏地の間に、
羊毛や羽毛、あるいは化学繊維などを詰めて
指し縫いしたものです。
ハワイといえば常夏の島です。
寒い地方では
防寒用や寝具用に使われています。
ヨーロッパなどのキルト発祥の地とは違い
ハワイではおもに上流階級の婦人たちが
趣味や暇つぶしといったかたちではじめました。
防寒のための生活用品ではなくて
贅沢な嗜好的な芸術品だったのです。
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