2009年6月17日水曜日

アピタ 大型化するメリット

スーパーに代わる業態が

見い出せないでいるのは

ユニーも大手の同業者も同じです。



中堅大手の小売店が

安売りだけを狙った店舗に業態変更をすることもできずに

専門店を入れたショッピングモールに傾くのは

仕方ないことだと思います。



消費者の動向は

高級品志向と低価格志向の二極化を

担っていることは確実なことです。



パルコの例を見るまでもなく

この手法を取る場合は

情報量とそのサービスが重要なカギを握っています。



専門店をテナントとしておくことで

少しでもスーパーマーケットのイメージを

変えようとするのは苦肉の策といえるかもしれません。



アピタのようなショッピングモール風のスーパーは

ハイブリットな小売販売形式といったかんじです。

集客力を中心とした発想では

このような形態がいちばんいいのかもしれません。



しかし、かつてのような急拡大する店舗展開を

望んでいるのであれば話は違ってきます。



ネット社会の今日では

小売店にとっての一番のライバルは

インターネットを使った通販販売かもしれません。



高級専門店はブランド戦略が命ですから

中途半端な専門店戦略を行なったのでは

かえって逆効果になります。



その意味で大型化するメリットが

どこまであるのかが問題です。

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